チェコの車両メーカー、シュコダ・トランスポーテーションは8月5日、2階建て列車6編成の製造について、ドイツ鉄道(DB)と1億1000万ユーロ(約141億4000万円)で契約したと発表した。
列車は運転台付きの制御客車1両と中間車5両に電気機関車を連結したプッシュプル方式の編成で、設計最高速度は189km/h。客車は高速列車とのすれ違いによる風圧を考慮した気密構造で、1・2等合わせて全705席が設けられる。車内にはコンセントが設置され、Wi-Fi接続も可能となる。
2016年12月からドイツ・バイエルン州のニュルンベルク~インゴルシュタット~ミュンヘン間の路線で運行される予定。