三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は8月8日、小型トラック『キャンター』がオーストラリア市場での累計販売5万台を達成したことを発表した。
累計販売5万台目の車両は、オーストラリア最大の物流会社であるスタートラック社に納入された。同社は現在3000台の車両を所有するともに、オーストラリアで最も多くのハイブリッド車両を運用している。
オーストラリア市場において、キャンターは約40年間販売しており、1978年には、小型トラック初のワイドキャブ仕様を投入。その際に、「not so squeezy(キャビンが狭苦しくない)」というキャッチフレーズを用い、日本の力士をイメージした、TVCMを放映していた。現地では、相撲と「not so squeezy」というキーワードで、小型トラックの居住性を今日までアピールしている。
MFTBCのアルバート・キルヒマン社長は、「キャンターは50年間、日本国内だけでなく、地球上の国々で、信頼性があり、素晴らしい性能を持つことを証明し続けてきた」と述べた。