東京都交通局はこのほど、富士通が構築した「お客様の声ネットワークシステム」の本格運用を開始した。
このシステムはコールセンターシステムと遺失物情報管理・検索システム、お客様の声集積システムの三つで構成されており、都内124カ所の窓口に寄せられる問い合わせを一元的に管理する。
これにより交通局全体で情報を共有できるようになり、利用者からの問い合わせにも迅速に対応できるようになるという。利用者は都営交通お客様センターに問い合わせれば、忘れ物をワンストップで探せるようになる。
交通局は今後、システムに蓄積される問い合わせ内容の傾向を分析することで、サービスの改善と強化を図っていくとしている。
