カンボジアと日本の二国間貿易、昨年比19%増 JETRO

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カンボジアと日本の二国間貿易、昨年比19%増 JETRO
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カンボジアと日本の貿易高が2013年の1月から6月、3億4700万ドルにおよび、2億9100万ドルだった去年の同時期と比較し19%増加したことが、日本貿易振興機構(JETRO)の発表によって明らかになった。

日本へのカンボジアの輸出は2億4000万ドルと昨年比31%増だが、日本からの輸入は、昨年比1%減の1億0700万ドルであった。主なカンボジアの輸出品は農作物と衣料品であり、日本からは主に電子機器や車などを輸入している。

バングラディシュ、パキスタンと比較してもそれぞれ、22.2%と5.1%引き上げており、周辺国と比べても、日本への輸出成長率はカンボジアが最大だ。

「日本とカンボジアの経済関係は着実に成長しており、さらに多くの日本企業がカンボジアに興味を抱いている」と、日本大使館の黒宮参事官が述べているように、近年カンボジアへ進出している日系企業は多い。

東京に本社を置く自動車部品メーカーYAZAKIは、コッコン経済特別区に電子機器部品工場建設のため、2400万ドルを投資した。またイオンが2億ドルをかけ、プノンペンに4階建てのショッピングセンターを建設している。

《黒間 雅人》

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