マツダが、海外で先行発表した新型『アクセラ』(海外名:新型『マツダ3』)。同車を使って、日本からドイツまでを走行する耐久テストツアーの映像が、ロシアから届いている。
この耐久テストは、「マツダ・ルート3」と命名。マツダの山口県防府工場から神奈川県横浜港へ陸送された新型アクセラは、海を渡り、ロシアのウラジオストク港へ。そこから、ロシアを横断し、ベラルーシ、ポーランドなどを経由、ドイツ・フランクフルトへ向かう。9月7日、フランクフルトモーターショー開幕直前に、ゴールを目指す。総走行距離は、約1万5000km。
8月3日、8台の新型アクセラはロシア・ウラジオストクを出発。まずは最初のステージ、1400kmの走行に挑んでいる。
なお今回の耐久テストは、アクセラの前身である『ファミリア』の4代目モデル、『マツダ323』を欧州市場に初投入するに当たり、1977年にマツダが実施した耐久テストの再来。当時、2台のマツダ323は広島からフランクフルトまで、過酷な道路状況の中、1万5000kmを走り切り、その高い耐久性能を世界にアピールした。
マツダヨーロッパが8月7日、公式サイトを通じて配信した映像は、ロシア・ウラジオストク周辺で撮影されたもの。工事中で、荒れた路面も残るロシアの道を、新型アクセラの集団が、ゴール目指して走行している。