三陸鉄道、南リアス線で9月14日ダイヤ改正…最高速度を90km/hに

鉄道 企業動向
南リアス線で運用されている36-700形。9月14日から最高速度を所定の90km/hに引き上げて運転する。
南リアス線で運用されている36-700形。9月14日から最高速度を所定の90km/hに引き上げて運転する。 全 1 枚 拡大写真

三陸鉄道は8月8日、南リアス線のダイヤ改正を9月14日に実施すると発表した。最高速度を引き上げて所要時間を短縮する。

南リアス線は、盛(岩手県大船渡市)~吉浜~釜石(釜石市)間36.6kmを結んでいる三陸鉄道の鉄道路線。2011年の東日本大震災で全線が不通となったが、4月3日から盛~吉浜間21.6kmのみ運転を再開している。

再開後は最高速度を45km/hに抑えて運転しているが、「路盤などの異常もなく推移している」として、9月14日から所定の90km/hに引き上げることにした。これにより最短所要時間は現在より9分短い32分、平均所要時間も7分短い36分となる。運転本数は変更しない。

現在も不通となっている吉浜~釜石間は、2014年4月までに再開する見込み。

《草町義和》

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