青い森鉄道は8月15日から17日まで、造成から120周年を迎えた野辺地駅(青森県野辺地町)構内の鉄道防雪林のライトアップを実施する。
鉄道防雪林は、鉄道線路に沿って植樹される防雪対策の一環としての森林。樹木を密集させることで、風や雪が線路内に直接流入することを防ぐ。
現在の青い森鉄道線を含む東北本線が1891年に日本鉄道の路線として全通した際、吹雪や線路の吹きだまりで列車の立ち往生が相次いだことから、1893年に野辺地駅構内を含む水沢~青森間の41か所に日本初の鉄道防雪林が整備された。1960年には野辺地駅構内の野辺地2号林が「野辺地防雪原林」として鉄道記念物に指定されている。
今年は野辺地防雪原林が120周年を迎えることから、「のへじ祇園まつり」の開催に合わせてライトアップを行うことにした。ライトアップの時間は8月15日が18時30分~22時、16日が17時30分~22時、17日が18時30分~22時。