JR西日本、60歳以上対象の「ノリノリきっぷ」利用日数を3日間に拡大

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山陽新幹線を走る『のぞみ』。「ノリノリきっぷ」は『みずほ』『さくら』の指定席を除き山陽新幹線も利用できる。
山陽新幹線を走る『のぞみ』。「ノリノリきっぷ」は『みずほ』『さくら』の指定席を除き山陽新幹線も利用できる。 全 2 枚 拡大写真

JR西日本は8月12日、60歳以上を対象にした全線フリー切符「ノリノリきっぷ」を今春に引き続き発売すると発表した。利用できる日数を前回発売分より1日増やす。

「ノリノリきっぷ」は、60歳以上の人を含む2人以上が同じ行程で利用する場合に限り、JR西日本と智頭急行の鉄道全線、JR西日本宮島フェリーが自由に乗り降りできる。2012年の6~7月と9~12月に65歳以上を対象にした「ノリノリ65きっぷ」が設定され、2012年11月~3月設定分からは対象年齢を60歳以上に引き下げた「ノリノリきっぷ」として発売されている。

今回の発売期間は8月14日から12月6日まで、利用期間は9月14日から12月15日(12月13日出発分)までの連続する3日間。利用開始日の1か月前10時から7日前まで発売する。前回発売分は金・土曜・休日などの出発を除く連続する2日間のみ利用できるとしていたが、今回は金・土曜・休日も利用できるようになったほか、利用できる日数を1日増やした。

1人あたりの発売額は、普通車用が1万8000円、グリーン車用が2万2000円。いずれも山陽新幹線、在来線特急、普通列車の普通車自由席が利用できるほか、普通車用は普通車指定席、グリーン車用はグリーン車または普通車指定席が、それぞれ4回まで利用できる。ただし、新幹線列車のうち『みずほ』『さくら』の指定席は利用できない。

JRグループの高齢者会員組織「ジパング倶楽部」会員用の「ノリノリきっぷ」も同時に発売される。発売額は普通車用が1万5000円、グリーン車用が1万9000円。通常の「ノリノリきっぷ」と異なり1人でも利用できる。

《草町義和》

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