フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは8月9日、新型『オクタビア』の生産を、インドで開始した。
オクタビアは、シュコダの主力Cセグメントセダン。初代モデルは1996年に発表され、フォルクスワーゲン『ゴルフ』やアウディ『A3』と車台を共用。2004年には、2代目にモデルチェンジ。引き続き、ゴルフやA3と車台を同じくする。
2012年12月、シュコダは3世代目となる新型を発表。フォルクスワーゲングループが新開発した新型モジュラープラットホームの「MQB」を、新型ゴルフや新型アウディA3に続いて採用した。
今回、シュコダは新型オクタビアの生産を、インドのマハラシュトラ州アウランガーバード工場で開始。6月下旬のロシア、7月上旬のウクライナとカザフスタンに続く、グローバル規模での生産立ち上げとなる。
シュコダは2001年、インド市場に進出。2012年は3万台以上を売り上げ、前年比は14.2%増と伸びた。2013年1‐7月は、1万3800台を販売。アウランガーバード工場では、新型オクタビアの他に、『スペルブ』、『イエティ』、『ラウラ』を組み立てている。