【F1】F138に磨きをかける必要あり…フェラーリ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2013年 F1 ハンガリーGP  フェラーリ
2013年 F1 ハンガリーGP フェラーリ 全 12 枚 拡大写真

フェラーリ
194ポイント(フェルナンド・アロンソ133/フェリペ・マッサ61)

フェラーリの2013年シーズン前半の戦いぶりは、アップダウンの激しいものだった。フェラーリは時折トップレベルで優勝を争うこともあったが、優勝争いとはまったく無縁のポジションというレースも実際は多かったからだ。

今季のフェラーリF138は完成度はそこそこ高く、フェルナンド・アロンソは開幕戦オーストラリアGPで貴重な2位フィニッシュをものにしている。またフェリペ・マッサにしてもしばしば予選でアロンソを破るなど、前半戦から手堅いパフォーマンスを発揮してきた。

フェラーリのパフォーマンスが下り調子に感じられたのは、中国、スペインGPの連勝した後で、特にチームを悩ませたのはポールポジションからはほど遠い予選の低調なパフォーマンスだった。

さらにマッサは、クラッシュの連続とリタイアによって、アロンソにポイントで大きく差をつけられてしまう。シーズン後半にフェラーリがコンストラクターズタイトル獲得に向けて本格的に動き出すためには、まずドライバー両名が共に大量ポイントをチームに持ち帰らないことには始まらない。

ドライバーズタイトルに関してフェラーリは2007年を最後に遠ざかったままだが、現状3番手まで下げたとは言ってもアロンソは有力候補のひとりだ。しかし、シーズン中盤に優位に立ちながらセバスチャン・ベッテルにタイトルをさらわれた昨シーズンの経験を忘れてはならない。チームの側にもF138の一層の開発努力が求められているのは言うまでもない。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る