国土交通省はこのほど、3月末時点での鉄道における交通系ICカードの導入状況をまとめた。78の事業者が25種類のICカードを導入しており、このうち10種類は3月23日から全国相互利用サービスを導入している。発行枚数の累計は8687万7035枚。
ICカードを利用できる駅は4994駅。首都圏と仙台、新潟などの地域(2013駅)がもっと多く、これに近畿圏と岡山、広島などの地域(1497駅)が続く。
都道府県別に見ると、ICカードを利用できる駅が存在する都道府県は36都道府県。このうち32都道府県は、全国相互利用サービスのICカードを利用できる駅が存在する。ICカードを利用できる駅が存在しない県は、青森、岩手、秋田、山形、長野、福井、鳥取、島根、徳島、宮崎、沖縄の11県。