セメントのラファージュ・マレーシア、年内に開発研究所を設立

エマージング・マーケット 東南アジア

セメント製造のラファージュ・マレーシアは年内に、国内の人口が増加していることから、建設業向けのビルディング・ソリューションを改善するため建設開発研究所を設立する。

ラファージュは2020年までにマレーシアの人口は3,500万人に達し、うち70%が都市部に集中すると予想している。

建設開発研究所では、研究開発(R&D)に注力し商品やソリューションを開発する。都市部での生活費が上昇していることから、低価格な住宅を提供するための商品開発を目指す。また建設業者のコスト削減や住宅の質を向上させるソリューションを提供する。

ラファージュは、クアラルンプール新国際空港(KLIA)新格安航空ターミナル(LCCT)「KLIA2」や首都圏クランバレーにおける大量高速輸送(MRT)システムの建設が進められていることから、今後もセメント市場は年間で4-5%成長すると見込んでいる。

同社は、セランゴール州ラワン、ペラ州カンダン、ケダ州ランカウイ、ジョホール州パシル・グダンにセメント工場を持つ。今年創立60周年を迎えた。

広瀬やよい

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