セメントのラファージュ・マレーシア、年内に開発研究所を設立

エマージング・マーケット 東南アジア

セメント製造のラファージュ・マレーシアは年内に、国内の人口が増加していることから、建設業向けのビルディング・ソリューションを改善するため建設開発研究所を設立する。

ラファージュは2020年までにマレーシアの人口は3,500万人に達し、うち70%が都市部に集中すると予想している。

建設開発研究所では、研究開発(R&D)に注力し商品やソリューションを開発する。都市部での生活費が上昇していることから、低価格な住宅を提供するための商品開発を目指す。また建設業者のコスト削減や住宅の質を向上させるソリューションを提供する。

ラファージュは、クアラルンプール新国際空港(KLIA)新格安航空ターミナル(LCCT)「KLIA2」や首都圏クランバレーにおける大量高速輸送(MRT)システムの建設が進められていることから、今後もセメント市場は年間で4-5%成長すると見込んでいる。

同社は、セランゴール州ラワン、ペラ州カンダン、ケダ州ランカウイ、ジョホール州パシル・グダンにセメント工場を持つ。今年創立60周年を迎えた。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
  6. 中古車の『ヴォクシー』『ノア』をトヨタがカスタム、「URBANATURE」シリーズ初出展へ…東京アウトドアショー2025
  7. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  8. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  9. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  10. ホンダが初代『NSX』のレストアサービス発表! 純正互換部品の世界展開も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る