アウトガレリア・ルーチェ(名古屋市名東区)において、『MASERATI BROTHERS-OSCAへと託した、マセラティ兄弟の見果てぬ夢』展が開催され、5台のOSCAと1台のマセラティが展示されている。
マセラティ兄弟が自らの夢を実現するために興したレーシングコンストラクターOSCA。当時のミッレミリアや、ル・マンなどのレーシングシーンで大活躍した名車がそろっている。
中でもOSCA S-187 750は1956年のミッレミリアでクラス優勝を果たしたクルマで、空力を意識したボディをまとっている。エンジンは4気筒DOHC748ccから70馬力を発揮している。
そのほか、1952年のミッレミリアで2位、翌年はクラス優勝という結果を残したOSCA MT4 1100や、1953年のル・マンでクラス優勝を飾ったOSCA MT4ヴィニャーレなどが展示されている。
会期は9月1日まで、定休日は月・火曜日(祝日の場合は営業)。入場料は無料。