アウディ RS6 アバント 対 メルセデス CLS63 AMG、560psオーバーのワゴンが比較テスト[動画]

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アウディRS6アバントとメルセデスベンツCLS63 AMGシューティングブレークを比較した米『DRIVE』
アウディRS6アバントとメルセデスベンツCLS63 AMGシューティングブレークを比較した米『DRIVE』 全 1 枚 拡大写真

アウディ『RS6アバント』と、メルセデスベンツ『CLS63 AMGシューティングブレーク』。この世界最速ワゴンを標榜する2台の比較テスト映像を、米国ニューヨークの自動車メディア、『DRIVE』がネット上で公開している。

新型RS6アバントは、『A6アバント』ベースの最強モデル。新開発の直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」エンジンを搭載。新エンジンは3993ccの排気量から、最大出力560ps/5700-6700rpm、最大トルク71.4kgm/1750-5500rpmを引き出す。5.2リットルV10の先代に対して、20psパワーダウンしているが、最大トルクは5.1kgm、新型が上回る。それでいて、低負荷時に4気筒を停止する気筒休止システムを採用し、欧州複合モード燃費10.2km/リットルを実現。

この新エンジンを積む新型RS6アバントは、0-100km/h加速3.9秒、最高速305km/hの実力。先代の0 - 100km/h加速4.6秒、最高速280km/hを大幅に超える性能を手に入れた。

一方、メルセデスベンツCLS63 AMGシューティングブレークは、「S-モデル」の場合、排気量5461ccのV型8気筒ツインターボエンジンは、コンピューターなどが専用チューンを受け、最大出力585ps/5500rpm、最大トルク81.6kgm/1750-5000rpmを獲得。標準仕様に対して、28ps、8.2kgmパワフル。

またS-モデルの駆動方式は、標準仕様のFRは用意されず、4WDの「4マチック」の最新世代版とのみ、組み合わせられる。この最新4マチックにもAMG専用チューンが施され、前後の駆動力配分は33対67を基本とする。トランスミッションは、7速デュアルクラッチのAMGスピードシフトMCT 7。S-モデルは0‐100km/h加速3.6秒、最高速250km/h(リミッター作動)。0‐100km/h加速は、通常のFR仕様よりも0.6秒、通常の4マチック仕様に対しては0.1秒短縮している。

《森脇稔》

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