アルピコ交通、5000形とED30形の撮影会を企画…9月8日

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過去に開催されたイベントの様子。5000形(左上)とED30形(左下)が展示される。
過去に開催されたイベントの様子。5000形(左上)とED30形(左下)が展示される。 全 1 枚 拡大写真

アルピコ交通は、9月8日に上高地線新村駅構内の新村車両所で「5000形電車&ED30形電気機関車撮影会」を開催する。開催時間は10~15時。

5000形は松本電気鉄道時代の1986年、架線電圧を750Vから1500Vに昇圧したのを機に導入された。東京急行電鉄(東急)5000系の中古車両で、上高地線への導入にあたっては車体塗装を変更したほか、ワンマン運転用機器を設置するなどの改造を受けた。

2000年には老朽化のため引退したが、5005+5006号の2両のみ新村で静態保存されており、2011年には車体塗装を東急時代のグリーン一色に塗り替えている。

ED30形は1926~1927年に製造された、信濃鉄道(現在の大糸線松本~信濃大町間)1形電気機関車3両のうちの1両。1960年に松本電鉄が譲り受けてED30形(ED301)となった。工事用や除雪用の機関車として長らく使用されてきたが、2005年に引退。現在は5000形と同様に新村で静態保存されている。

会場では5000形とED30形を展示し、時間によって入替を行う。参加費は入場料170円。ただし小学生以下と電車の利用者は無料となる。また、電車の利用者には9時30分から新村駅改札口で記念乗車証をプレゼントする。

《草町義和》

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