ユナイテッド航空は、成田~シカゴ線、成田~ホノルル線のデイリー直行便、現在毎日2便運航している成田~サンフランシスコ線に、現行のB777型機(269席)を、B747-400型機(374席)に変更すると発表した。機材変更は2014年3月31日から実施する。
成田空港発の3路線に大型の747-400型機を導入することを決定したのは、顧客と市場の強い需要に対応するため。
ユナイテッド航空太平洋地区営業担当のマット・ミラー支社長は「旅客需要の高い東京とシカゴ/サンフランシスコ/ホノルルを結ぶ路線に、利便性の高いサービスを日本の顧客に提供できることを嬉しく思う。今後も市場を注視し、需要に応じた座席数をタイムリーに提供していく」と述べている。
今回、同3路線に導入するB747-400型機は、ユナイテッド・グローバルファースト12席、ユナイテッド・ビジネスファースト52席、ユナイテッド・エコノミープラス70席、ユナイテッド・エコノミー240席で構成する。ユナイテッド・グローバルファーストとユナイテッド・ビジネスファーストへのフルフラットシートの導入が既に完了しており、乗客は快適なフライトを楽しむことが可能。また、同型機への機内Wi-Fiの導入も今年1月より順次開始しており、導入が終了した機材では、乗客はラップトップPC、スマートフォンやタブレット端末などを経由して機内インターネットへ接続でき、メールの送受信やネットサーフィンを自由に楽しむことが可能。