ヤマハ、PASの技術を応用した車いす用電動アシストユニットを全面改良

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ヤマハ、PASの技術を応用した車いす用電動アシストユニットを全面改良
ヤマハ、PASの技術を応用した車いす用電動アシストユニットを全面改良 全 7 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、車いす用電動アシストユニット「JWX-2」を、8月26日から発売すると発表した。

「JWX-2」は、電動アシスト自転車PASの技術「パワー・アシスト・システム」を応用し、車いすのハンドリム操作の負荷に応じて電動の補助力がはたらく車いす用電動アシストユニット。1996年に発売した「JW-II」の扱いやすさや、軽さ、快適性といった従来モデルの特長はそのままにフルモデルチェンジした。

「JWX-2」は、アシストモードを室内用、屋外用など2パターン設定し、使用状況にあわせてスイッチで簡単に切替できる。専用ソフトウェア「JW・スマート・チューン」を使えば、操作状況を測定し、アシスト力や左右バランスなど症状にあわせて細かい設定が可能となった。

また、様々な形状の車いすに装着可能なフラットタイプのACサーボモーターを新開発した。モーターの効率化とアシスト設定の見直しで、アシスト走行距離も従来比約1.3倍の20kmを実現した。

操作しやすく信頼性・耐久性も高めたハンドリム型の新型トルクセンサー採用した。手動車いすと同じ感覚で発進・停止、数センチの微速移動、旋回がスムーズに正確に行える。

車輪径やハンドリムの仕様、センターキャップのカラー、転倒防止バーのタイプ、バッテリーの種類など選択できる。

価格は34万3350円。国内の販売計画は年間300台。

《レスポンス編集部》

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