【WRC 第9戦】ラリードイツのプレビュー、シトロエン意地の巻き返しなるか?

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2002年よりラリードイツで圧倒的な強さを誇ってきたシトロエン。チャンピオンシップをリードするフォルクスワーゲンに対して、母国での巻き返しをは図ることができるだろうか。

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セバスチャン・ローブによるWRCイベントでの最初の勝利以来、彼はこのラリーで10のシトロエンによる勝利の中で9つの勝利を奪っている。こうした過去の記録からも、ドイツはフランスのチームであるシトロエンのテリトリーと言って過言ではないが、ここは紛れも無くフォルクスワーゲンの本拠であり、母国でもある。

ラリー本拠地のトリーアはフォルクスワーゲンのホームタウンであるウォルフスブルグから500キロメートル離れた所に位置し、デビューシーズン前半を勝ち抜いたVWチームにとって、ここでシトロエンの支配を終わらせるのは痛快事であることは間違いない。

しかしVWのポロRにとって、この路面は未知であり、ターマックラリーで実績を持つシトロエンDS3に挑むのは困難なことに違いない。

一方のシトロエンはローブを欠き、ヒルボネンは昨年このラリーで3位になったものの、アスファルトでの経験が問題となる。しかしソルドはターマックでのドライビングの専門家で、今季の不振を一掃する為にもここでの勝利が誰よりも欲しいところである。

そして前回のラリーフィンランドで、ヌービルとオストベルグの2人の表彰台ドライバーを送り出したフォードも、虎視眈々とドイツでの勝利を狙っている。

《河村兵衛》

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