日産、安全運転支援システムの新技術を発表…側方間隔維持機能など

自動車 テクノロジー 安全
日産のセーフティシールドコンセプト
日産のセーフティシールドコンセプト 全 1 枚 拡大写真

日産自動車は8月20日、米カリフォルニア州で開催中のイベント「Nissan 360」で、車両の周囲360度を監視するセンサーと人工知能、2つのキーテクノロジーを発表した。

先進センサー技術では、レーザースキャナーとアラウンド・ビュー・モニターが、車両周辺360度にわたって道路標識や信号および、他の車や潜在的な危険を常に監視。人工知能では、先進センサーが収集したデータを基に、車両を適切に対応させる。

日産は、2つの新技術を『リーフ』に搭載し、「車両側方間隔を自動で維持しながら走る」「周辺交通環境を認識して交差点を通過・右左折する」「対向車を認識して路肩駐車車両を追い抜く」などのデモンストレーション走行を行う。

車両側方間隔の制御は、高速道路走行時に使用。高速道路で道路工事の車線規制が行われている場合、障害物等により車線が塞がれ、走行車線が狭められていることを検知して、衝突回避すべく操舵制御を行う。

交差点の通過・右左折は市街地走行時に適した機能。他の車が交差点を通過するのを待ってから交差点を通過する。

路肩駐車車両の追い抜きも、市街地走行で活用される機能。対向車との距離を確認したうえで、道路脇に停車している車両を安全に追い抜けるようステアリング操作を行う。

《纐纈敏也@DAYS》

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