JR東海と伊勢鉄道は8月23日、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催される「2013 F1日本グランプリ」(10月10~14日)に合わせ、伊勢鉄道の鈴鹿サーキット稲生駅に停車する臨時列車を運転すると発表した。
臨時列車は予選が行われる10月12日と、決勝が行われる13日に運転。名古屋~鈴鹿サーキット稲生間を結ぶ全車指定席の臨時特急『鈴鹿グランプリ』が、10月12日に下り2本と上り1本、13日に上下各2本、それぞれ運転される。
鈴鹿サーキット稲生駅に停車する臨時急行と臨時快速も運転され、10月12日は名古屋~伊勢市間の臨時急行『いせ』が上下各1本、臨時快速が上下各8本、13日は臨時急行『いせ』が下り1本、臨時快速が上下各10本、それぞれ同駅に停車する。紀伊勝浦~名古屋間の臨時特急『(ワイドビュー)南紀84号』も、10月12日に鈴鹿サーキット稲生駅に停車する。
通常は鈴鹿サーキット稲生駅を通過する定期運転の特急列車や快速列車も、同駅に臨時停車する。ピットウォークが行われる10月10日は、名古屋~紀伊勝浦間で運転されている特急『(ワイドビュー)南紀1号』が停車。10月11~13日は快速『みえ』が全ての同駅に停車するほか、特急『(ワイドビュー)南紀』も一部が同駅に停車する。
快速『みえ』は全ての列車が4両編成での運転で、10月12・13日は全車自由席となる。
鈴鹿サーキット稲生駅は、鈴鹿サーキットから徒歩約20分。国鉄伊勢線の稲生駅として1973年に開業した。1987年に伊勢線の経営が伊勢鉄道に移管された際、現在の駅名に改称。F1日本GP開催時には臨時列車の運転や定期列車の臨時停車が行われている。