BMWグループが8月16日、米国カリフォルニア州の「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」でワールドプレミアした『コンセプトM4クーペ』。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。
コンセプトM4クーペは、生産を終了した『M3クーペ』の後継車の位置付け。『3シリーズクーペ』はモデルチェンジを機に、『4シリーズクーペ』に呼称を変更。この4シリーズクーペの高性能版を示唆したのが、コンセプトM4クーペ。
コンセプトM4クーペは、4シリーズクーペに対して、専用のエアロパーツやドアミラーなど、M流儀のモディファイを実施。軽量化も追求されており、ルーフはCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)製とした。これは、軽量化と車両の重心高を下げるのが狙い。
またボンネットは、中央が盛り上がったパワードーム状の専用デザイン。この下に搭載されるエンジンに関して、BMWは明らかにしていないが、最大出力450psレベルの3.0リットル直列6気筒ターボになる可能性がある。
今回、BMWが公開した映像には、歴代『M3クーペ』が登場。その中をコンセプトM4クーペが登場し、同車がM3クーペの血統を受け継ぐことを主張している。