JR東日本水戸支社は、常磐線の特急『ひたち』が準急列車として登場してから今年で50周年となるのを記念し、10月13日に団体専用列車『ひたち50周年記念号』を運行する。50周年記念の入場券も同日から発売する。
『ひたち50周年記念号』は、いわき駅から上野駅まで往復する行程で、運転時刻はいわき9時22分頃発~上野12時22分頃着、上野17時3分頃発~いわき19時48分頃着。車両は往路が国鉄色の485系、復路がE653系を使用する。
車内では、国鉄時代の復刻版制服を着用した社員による記念トレーディングカードの配布や、日本食堂時代の車内販売員の制服を着用した社員による弁当の配布、鉄道グッズの車内販売などが行われる。
旅行代金は往復の列車と弁当、トレーディングカードを含め8800円。募集人数は300人で、9月2日から土浦、水戸、日立、いわき、下館各駅のびゅうプラザと常陸大子駅、びゅう予約センター水戸で発売する。
記念入場券は、これまでの『ひたち』使用車両をあしらったデザインのD型硬券で、上野、水戸、勝田、常陸多賀、日立、高萩、泉、湯本、いわき9駅分の大人用入場券を専用台紙に収納した1セット1250円での発売。土浦、水戸、勝田、常陸多賀、日立、高萩、泉、湯本、いわき各駅のほか『50周年記念号』の車内でも販売する。
また、50周年の記念ロゴも決まった。かつてのヘッドマークとE657系イメージキャラクター「ムコナくん」をあしらったものと、新旧車両をあしらったデザインの2種で、10月1日から2014年3月31日まで使用される。