【新聞ウォッチ】横浜市長選、林文子氏が再選…軽自動車の大増税はどうする?

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2013年8月26日付

●消費増税の是非きょうから聴取、有識者60人、6日間 (読売・2面)

●運転手飲酒検知器に細工、西鉄観光バス (読売・38面)

●横浜市長に林氏が再選 (朝日・3面)

●CO2削減目標審議中断、慎重な経産省、急ぐ環境省対立 (毎日・1面)

●内閣支持上昇、68%、消費増税7割超が容認 (日経・1面)

ひとくちコメント

任期満了に伴う横浜市長選の投開票が行われ、現職の林文子氏(無所属=自民、民主、公明推薦)が、元市議の柴田豊勝氏(無所属=共産推薦)、コンビニ経営の矢野未来歩氏(無所属)の新人2人を破って再選された。

きょうの各紙が報じているが、興味深いのは東京が1面で大きく取り上げている「投票率29.0%、過去最低下回る」「選択肢少なく『末期的』」という記事である。

林市長といえば、自動車ディーラーを中心に華麗なる“渡り鳥人生”を送ったキャリアウーマンとしても知られている。

都立青山高校を卒業後、東レに入社後はパナソニックに転職。さらにホンダオート横浜などにも勤務してからBMW東京に再就職。その後はフォルクスワーゲンジャパン販売社長、BMW東京社長を経て、経営再建中のダイエーの会長兼CEO、日産自動車執行役員、東京日産自動車販売社長にも就任。2009年8月に横浜市長に当選。保育所の「待機児童ゼロ」などの実績をあげている。

林市長は、政府がきょうから始める消費税を来年4月から引き上げるかどうかを検証するために意見を聴く有識者60人のメンバーにも選ばれている。2015年にも地方財政にも影響する自動車取得税が廃止されるが、その穴埋めとして検討されているのが、ユーザーが毎年納める「軽自動車税」の大幅な増税である。

林氏が自動車販売社長の経験を生かしながら、横浜市長の立場でどんな要望をするのかも興味津々である。

《福田俊之》

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