機械式立体駐車場で従業員が誤操作、利用客の女性が負傷

自動車 社会 社会

22日午後7時30分ごろ、静岡県静岡市清水区内にある機械式の立体駐車場で、クルマを載せたパレットが回転し、クルマに乗り込もうとしていた45歳の女性が足を挟まれて軽傷を負う事故が起きた。81歳の男性作業員が操作を誤ったことが原因とみられる。

静岡県警・清水署によると、現場は静岡市清水区草薙1丁目付近にある市営の立体駐車場。45歳の女性は出庫させるためにパレット上に置かれていたクルマに乗り込もうとしたが、パレットが突然回転。転倒し、パレットと床の間に足を挟まれる状態となった。

地元消防が救助活動を行い、女性は足を打撲するなどの軽傷。警察は出入庫を担当していた81歳の男性従業員が操作を誤ったものとみて、業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。

この駐車場は3階建て。クルマは横向きに収容されており、運転者が乗り込んだ後にパレットを90度回転させて出庫する構造になっていた。通常は運転者が乗り込んだ後にパレットの向きを変える操作を行うが、警察では従業員が乗り込みを確認しないまま操作したことが事故につながったものとみて、発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. FJクルーザー が復活へ…トヨタ『ランドクルーザーFJ』最終デザインはこれだ!
  2. なぜ今「ダウンサス」? 車高調より安くて“扱いやすい”注目チューンの実力~カスタムHOW TO~
  3. ランドローバーが『ベイビーディフェンダー』発売ってほんと? これが市販デザインだ!
  4. ポイ活主婦に自動車税の納付の仕方を聞く…キャンペーンで全額還元・ポイントで0円払いもできる!
  5. YURTの『シエンタ』用車中泊キットが大幅アップデート、生産体制見直しで8万円値下げも実現
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  4. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る