ロッキード・マーチン、スピッツァー宇宙望遠鏡の10周年記念を祝う

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スピッツァー宇宙望遠鏡
スピッツァー宇宙望遠鏡 全 2 枚 拡大写真

ロッキード・マーチンは8月26日、10年前にサニーベールにある同社の施設で統合とテストの行われたNASAの赤外線観測機「スピッツァー宇宙望遠鏡」が、フロリダ州のケネディー宇宙センターから太陽の地球追跡軌道に打ち上げられたことを祝った。

「我々はNASAとの10年間に及ぶ仕事を非常に誇りとすると共に、スピッツァー宇宙望遠鏡プログラムでのそうしたカギとなる役割を果たしたことを光栄に思う。スピッツァーの稼働から10年という実績は我々にとってもたいへんな満足だ。なぜならこのミッションは当初、2年から5年の間持続するようにデザインされていたからだ」とロッキード・マーチン・シビル・スペース部門の副社長であるジム・クロッカー氏は語った。

スピッツァーに搭載されていた液体ヘリウム資源は、2009年5月に枯渇した。しかしミッションは、この観測機が地球をさらに遠い後方から冷たく深い宇宙を通して追跡すると同時に、スピッツァーのカメラの2つの短い波長のディテクターが、引き続き完全に作動していた為に延長されることとなった。

スピッツァーはNASAの観測システムの4番目、そして最後のメンバーであり、ハッブル宇宙望遠鏡とスピッツァー宇宙望遠鏡、及びチャンドラーX線観測機は引き続き運用されている。

《河村兵衛》

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