日産、ロボットカーを市販へ…2020年までの実用化を目指す

自動車 ビジネス 企業動向
日産リーフをベースにした自動運転のテスト車
日産リーフをベースにした自動運転のテスト車 全 1 枚 拡大写真

日産自動車は8月26日、米国カリフォルニア州で開催したイベントにおいて、自動運転車(ロボットカー)に関して、2020年までの発売を目指す方針を明らかにした。

ロボットカーは、インターネット検索最大手のグーグルが、早期の実用化を目指して研究開発に着手。自動車メーカーでも、GMやフォードモーター、フォルクスワーゲングループ(アウディ含む)、トヨタ、BMW、ボルボカーズなどが研究開発を進めている。

今回日産は、米国のマサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学、オックスフォード大学、カーネギーメロン大学などと、共同プロジェクトを立ち上げたと公表。また、すでに東京大学、筑波大学、早稲田大学など、国内の複数の大学とも、研究開発プロジェクトを推進している。

日産が目指すのは、ロボットカーを2020年までに市販すること。それも、商用ベースに見合う現実的な価格での発売を目標に掲げた。日産は技術開発の長期目標のひとつとして、日産車が関わる事故について死亡・重傷者数を実質的にゼロにすることを挙げる。

日産自動車のカルロス・ゴーンCEOは、「我々は2007年、EVの2010年までの市販を約束。それを実行し、『リーフ』はEVベストセラー車になった。今度は自動運転車を、2020年までに実用化する」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る