“夢のクルマ”フラワーカーペットで表現…トヨタ夢のクルマアートコンテスト

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タイから参加したカニンナット・シャンチャナヨティンくんの作品
タイから参加したカニンナット・シャンチャナヨティンくんの作品 全 18 枚 拡大写真

8月28日、トヨタ自動車が開催した「トヨタ夢のクルマアートコンテスト」で、子供達が自由な発想で描いた「夢のクルマ」がフラワーカーペットとなって披露された。

「夢のクルマアートコンテスト」は、15歳以下の子供達を対象に、自由な発想で「夢のクルマ」を描いてもらうコンテストで、約70の国・地域より6万1200点の応募があった。表彰式では、24の国と地域からやってきた30名の子供たちの作品が表彰され、各作品が展示された。

特に金賞を受賞した3作品は、タイから参加したカニンナット・シャンチャナヨティンくん、マレーシアから参加したリン・シン・インさん、ルーマニアから参加したソリナ・テオドーラ・カリニスクさんの作品は、表彰会場にフラワーカーペットとして仕上げられた。

表彰式では、金賞受賞者を代表してカリニスクさんが「私がコンテストに参加したのは、“世界を救うクルマを想像する”というコンテストのテーマが大切だという思いからです」と挨拶。

続けて「私は空気中で動作するクルマを描きました。クルマが洪水地域から水を吸い上げて、雨に変えて乾燥地域に降らせたり、地球温暖化を受けている南極、北極には雪や氷に変えて降らせます。ソーラーパネルによって生み出される太陽エネルギー、風力エネルギー、稲妻の電力などによってクルマが動きます。自然と調和する昆虫のような姿をしていて、自然の一部のように見えます。世界を支え守ることがこの夢のクルマの役割です」と作品を解説。

さらに「コンテストのおかげで、私たち子供達がグローバルな課題に関心を持ち、学ぶことができたことに感謝します。日本を訪れ、絵画を通して私の熱い創作意欲を共有できる仲間と対面するという私の夢が実現してうれしいです」とコンテストへの感想を語った。

会場には同社の豊田章男社長が「自然を守るクルマ、動物や人を守るクルマなど、人の役に立ちたい、という夢、想いがたくさんの作品から感じられ、我々もクルマメーカーとして皆さんから学ぶことが非常に多いと感じました」、「皆さんの作品のおかげで新しい夢のヒントをもらっています。これからも一緒に夢を追い、いつの日か夢を実現しましょう」とコメントを寄せた。

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