西鉄、9月から3駅にタブレット導入…案内サービスを強化
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同社によると、福岡県を訪れる外国人観光客や県外からの旅行客が増加傾向にあり、駅での問い合わせ内容も列車の時刻や運賃だけでなく、沿線の観光情報など多岐に渡るようになったという。こうしたことから同社は、従来のパンフレットなどによる案内に加え、タブレット端末を使った案内サービスを導入することにした。
端末は富士通製のドコモタブレット「ARROWS Tab F-05E」を使用。「はなして翻訳」や「筆談ボード」「Googleマップ」などのアプリケーションを使用し、外国人観光客や聴覚障害者にも対応する。
同社はタブレット端末の活用により、インターネットを使った案内情報の迅速な検索と提供が可能になるとしている。また、利用者と案内員の双方が画面を見ながら確認することで、外国人観光客に対してもきめ細かな案内を行うという。
《草町義和》