扉位置の違いに対応した戸袋移動型ホームドア、8月31日から実証実験…西武新所沢駅

鉄道 企業動向
神戸製鋼と東大生産技術研究所が開発中の戸袋移動型ホーム柵。扉部だけでなく扉を収納する戸袋部も移動する。
神戸製鋼と東大生産技術研究所が開発中の戸袋移動型ホーム柵。扉部だけでなく扉を収納する戸袋部も移動する。 全 3 枚 拡大写真

東京大学生産技術研究所と神戸製鋼所、西武鉄道の3者は8月27日、「戸袋移動型ホーム柵」と呼ばれる新しいタイプのホームドアについて、31日から西武新宿線の新所沢駅で実証実験を実施すると発表した。

戸袋移動型ホーム柵は、東大生産技術研究所と神戸製鋼所が共同で開発。開口部の扉だけでなく扉を収納する戸袋部も移動し、扉の位置をいつでも容易に変更できる。ドア位置やドア数の異なる車両が混在する路線でもホームドアを導入しやすくなる。

実証実験は西武が設置場所を一時的に提供する形で行われ、新所沢駅の1番ホーム上り方(西武新宿方)に、戸袋移動型ホーム柵を1両分だけ設置して運用する。設置期間は当初、6月頃から約8カ月間としていたが、今回の発表では8月31日の始発列車から2014年2月末までの約6カ月間としている。

《草町義和》

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