フランスの自動車大手、ルノーは8月29日、カルロス・タバレスCOO(最高執行責任者)が辞任すると発表した。
カルロス・タバレスCOOは、カルロス・ゴーン会長兼CEOに次いで、ルノーのナンバー2の地位にある人物。ルノーは同COOの辞任について、「タバレス氏が個人的な事業を遂行するため」とだけ説明。
また、カルロス・ゴーン会長兼CEOが当面の間、COO職を兼務。カルロス・タバレスCOOの後任人事は決定次第、発表するとしている。
カルロス・ゴーン会長兼CEOは、「カルロス・タバレス氏の長年に及ぶ功績に感謝したい」とコメント。
なお、カルロス・タバレスCOOの辞任は、他社からのヘッドハンティングのためと見られている。