トヨタ プリウス 次期型、「著しい燃費向上」…小木曽常務役員

エコカー ハイブリッド
歴代トヨタプリウス。左から2代目、初代、3代目(現行型)
歴代トヨタプリウス。左から2代目、初代、3代目(現行型) 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車のハイブリッド車の草分けで、世界のハイブリッド車市場をリードする『プリウス』。その次期型に関して、トヨタの幹部が興味深い発言を行った。

これは8月28日、トヨタ自動車が米国ミシガン州で開催した「2013トヨタ・ハイブリッド・ワールドツアー」での出来事。講演に登壇したトヨタのハイブリッド車の開発責任者、小木曽聡常務役員が、次期プリウスについて言及している。

小木曽常務がまず触れたのが、次期プリウスの核となるモーターの性能について。同氏は、「次期プリウスのモーターは、現行よりも小型化したうえで、出力密度を引き上げる」と述べた。

トヨタによると、1997年の初代プリウスと比較して、現行プリウスのモーター出力密度は4倍。次期型では、これをさらに高めるという。

モーターに組み合わせるエンジンはどうか。トヨタによると、現行プリウスのガソリンエンジンの熱効率は、38.5%。小木曽常務は、「次期プリウスの新エンジンの熱効率は40%以上。これは世界最高レベル」と断言した。

もうひとつ、ハイブリッド車の性能を左右するのが、バッテリー(二次電池)。小木曽常務は、ニッケル水素やリチウムイオンなど、複数の新バッテリーの研究開発を進めていると明かしたうえで、「次期プリウスには先進のバッテリー技術を導入する」と語っている。

次期プリウスは2015年には、発売される見込み。「新開発のハイブリッドパワートレインは、さらにコンパクトなパッケージで、軽量化とコスト削減を実現。著しい燃費向上をもたらすだろう」(小木曽常務)としている。

《森脇稔》

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