【フランクフルトモーターショー13】BMW X5 新型にMディーゼル、M50d…0‐100km/h加速5.3秒

自動車 ニューモデル 新型車
新型 BMW X5 のM50d
新型 BMW X5 のM50d 全 9 枚 拡大写真

ドイツのBMW本社は8月30日、新型『X5』の「M50d」グレードの概要を明らかにした。実車は9月、ドイツで開催されるフランクフルトモーターショー13で初公開される。

「M50d」は、欧州向けの新型X5に用意される「M」の名前を冠した高性能ディーゼルグレード。先代X5のM50dは2012年3月、ジュネーブモーターショー12で発表。BMWの高性能車部門、M社が立ち上げた「Mパフォーマンスオートモビルズ」からの登場。『M3』や『M5』など、ガソリンエンジンのハイパフォーマンスモデルを数多く送り出してきたM社が、そのノウハウを今度はディーゼルエンジンに注ぎ込んだ。

今回、BMWが発表した新型X5のM50dグレードも、直噴3.0リットル直列6気筒ターボディーゼルエンジンを継続搭載。1個の大容量ターボ、2個の小型ターボという3個のターボチャージャーで過給されており、最大出力381ps、最大トルク75.5kgm引き出す。

トランスミッションは8速AT、駆動方式は4WDの「xドライブ」。新型X5のM50dグレードは、0‐100km/h加速5.3秒、最高速250km/h(リミッター作動)の実力。ボディの軽量化の効果もあって、0‐100km/h加速は先代よりも0.1秒速い。

また、欧州複合モード燃費は14.9km/リットル、CO2排出量は177g/km。BMWは、「燃費は先代比で10%以上向上した」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る