ボーイングは8月27日、同社の最も大きな商用航空訓練キャンパスであるマイアミ校において、『787』の顧客トレーニングを開始したことを発表した。
エアロメヒコ航空とラン航空が、ボーイング・フライトサービス・マイアミ校で787飛行シミュレーターを使用する、最初の顧客となった。
ボーイングはフロリダの総合訓練機能を2013年3月のシアトルからマイアミへ移転するとともに、大幅に機能強化することを発表した。航空会社へのよりサービス向上と人員のトレーニングの増加に対する要求を満たす為、2機の787フル・フライト・シミュレーターが現在マイアミ校に配置され、加えて次世代737フル・フライト・シミュレーターと717、747と767シミュレーターが同校に配置されている。
「エアロメヒコ航空はマイアミ校の機能拡大を、非常にポジティブな動きと捉えている。これはとても生産的な発展であり、我々の航空会社に移動時間や関連コストの削減を可能にさせる」とエアロメヒコ航空の編隊ナビゲーション部門の副社長であるマックス・アルバレズ氏は語った。
ボーイングは6つの大陸で20の飛行及び整備トレーニング校を保有し、マイアミ校に加えて、ボーイングは787のトレーニング施設をシンガポールと上海、ロンドンに開設している。