ANA、ボーイング747-400型機「ジャンボ」全機を退役…2014年3月末

航空 企業動向
ANA、ボーイング747-400型機を退役
ANA、ボーイング747-400型機を退役 全 1 枚 拡大写真

全日本空輸(ANA)は、4機保有しているボーイング747-400型機(通称=ジャンボ)を、今後順次退役させ、2014年3月末日で全機を退役させると発表した。

B747-400は、座席数が500席を越える大型旅客機だが、最新型の787型機などの中型機と比べて燃費が悪く、経営効率が悪いことから、保有機体を退役させる。

これに伴ってピカチュウジャンボ(JA8957)が9月30日で退役する。ポケモンジェットとしてはB777-300の「ピース★ジェット」が引き継ぐ。ピカチュウジャンボ(JA8957)は9月30日NH127便(東京発・沖縄行き)、NH126便(沖縄発・東京行き)を運航後、退役する予定。

ANAでは、ボーイング747-400型機利用者への感謝の気持ちをこめて、9月から退役記念プロモーション「THANKS JUMBO!キャンペ-ン」を実施する。2014年1月1日にボーイング747-400型機による「2014年・元旦初日の出フライト」を実施するほか、9月2日17時に、B747の運航情報やプロモ-ション情報、これまでの歴史をたどるフォトギャラリー、歴史年表などを掲載する特設サイトを開設する。

ボーイング747-400型機が過去に就航していた国内の路線を運航する「里帰りフライト」も実施する。ジャンボの雄姿を収めた2014年版限定メモリアルカレンダーも発売する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  3. トヨタ『クラウンシグニア』、2026年モデルを米国発表…ツートン塗装が選択可能に
  4. 日産が北米初のPHEV『ローグ』発表、三菱『アウトランダー』のOEMに…ロサンゼルスモーターショー2025
  5. トヨタ『ハイラックス』新型に“GRスポーツ”が来るぞ! オフロード性能を強化へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る