韓国の学生、“アルマジロ型”EV発表…狭い路地は車体を折り畳んで走行

エコカー EV
KAIST(韓国科学技術院)の学生チームが発表したアルマジロ-T
KAIST(韓国科学技術院)の学生チームが発表したアルマジロ-T 全 1 枚 拡大写真

韓国の学生が、新しい折り畳み式EVを発表して、話題になっている。そのネーミングは『アルマジロ』というからユニークだ。

このEVは8月21日、KAIST(韓国科学技術院)の学生チームが発表したもの。正式名称は、『アルマジロ-T』で、コンパクトシティコミューターEVを提案した1台。

学生たちは、交通量の多い都市部の道路で、いかに効率良く駐車できるかをテーマに、新型EVのアイデアを出し合った。そして着目したのが、動物のアルマジロ。

アルマジロ-Tは狭い場所などでは、車体を折り畳むことが可能。通常、全長は2800mmだが、折り畳むことで、1650mmへと小さくなる。一般的に駐車スペースは1台約5mが必要だが、アルマジロ-Tは3分の1で済む。アルマジロが敵に遭遇した場合、背中を丸めて小さくなり、身を守る動きにヒントを得たという。

EVとしての基本性能も良好なレベル。モーターやバッテリーのスペックは未公表だが、最高速は60km/h。1回の充電で最大100kmを走行でき、充電は急速チャージャーを使って10分と公表されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る