【ホンダ フィット 新型発表】伊東社長「HV技術は自動車進化の必須科目」

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ 伊東孝紳社長
ホンダ 伊東孝紳社長 全 16 枚 拡大写真

ホンダの伊東孝紳社長は9月5日に千葉県浦安市で開いた新型『フィット』発表会で、ハイブリッド技術について「自動車の進化において必須科目だと思っている」との考えを改めて強調した。

伊東社長は「化石エネルギーには限りがあるということと、化石エネルギーの枯渇という前にCO2を出さないようにしようといった動きからすると、燃費を大幅に上げる技術というのは必須だと思う」と指摘。

その上で「これからかなり長い間はハイブリッド技術がどんどん各社からでてきて、技術のレベルが高まっていく時代が続くと予想している。だからこそ我々は小さい車用の1モーター、中級向け2モーター、それから高級車は単なる燃費ではなくて付加価値として、モーターがあることで車がもっと楽しめるという3モーター(のハイブリッドシステム)を一気に市場に出していく」と述べた。

またハイブリッド車の海外での普及に関して「アメリカやヨーロッパは高速でのクルーズ走行が比較的多い地域で、ハイブリッドの(メリットの)取り分が少ないのではないかという言われ方をしていたが、我々の今回のシステムはエンジン利用時とEV走行時の切り分けを明確にすることができた。それによって日本のみならず、どの地域でもいかんなく車の能力を発揮できるようにしている」との考えを示した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 初公開の『黒いプレリュード』に「ワクワクしますな!」、SNSで高評価集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る