トヨタ自動車は9月4日、『クラウン』などの可変バルブ制御装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、クラウン、マークX、レクサス GS350、IS350、IS350Cで、2005年7月14日~2011年7月24日に製作された5万9330台。
原動機の吸気側可変バルブ制御装置において、冷間始動直後まれに当該装置内に発生する大きな衝撃力により、装置本体を組み付けているボルトが緩むことがある。このため、吸気バルブの制御ができなくなってエンストするおそれがある。
全車両、吸気側可変バルブ制御装置を対策品と交換する。
不具合発生件数は256件で、市場からの情報で発見した。
事故は起きていない。