【フランクフルトモーターショー13】スマート、フォー・ジョイ 発表…フォーフォー再来の4シーターEV

自動車 ニューモデル 新型車
スマート フォー・ジョイ
スマート フォー・ジョイ 全 10 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツ傘下のスマートは9月5日、コンセプトカーの『four joy』(『フォー・ジョイ』)の概要を明らかにした。実車は9月10日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー13で初公開される。

2013年7月、スマートブランドを統括するアネット・ウィンクラー氏は、「2014年、完全新開発の4シーター車を追加する」と宣言。スマートの4シーター車、『フォーフォー』(2006年に生産終了)の再来を予告していた。フォー・ジョイは、このスマートの4シーター車を示唆したコンセプトカー。

ボディサイズは、全長3494×全幅1978×全高1494mm。現行スマートの『フォーツー』よりも、ひと回り以上大きなボディには、大人4名が乗車できる空間を備えた。また、コンセプトカーということで、ドアやリアウィンドウのない大胆なデザイン。開放感にあふれるコンセプトカーに仕上げた。

また、フォー・ジョイでは、次世代スマートの表情を形にした。スマートがここ数年、世界のモーターショーで発表してきたコンセプトカー同様、この顔が今後のスマートの市販車に反映される。

フォー・ジョイのパワートレインはEV。モーターは最大出力75psを発生。二次電池は、蓄電容量17.6 kWhのリチウムイオンバッテリー。充電は約7時間。急速チャージャーを利用すれば、充電は1時間以内に完了する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  4. 大胆なブラックバンパーに大反響!ダイハツ『ロッキー』のコンセプトカーを10台限定で市販化
  5. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る