米海軍、ロッキード・マーチン製の高精度レーダー誘導爆弾を訓練で使用

航空 テクノロジー
ペイブウェイIIデュアルモード・レーザー誘導爆弾
ペイブウェイIIデュアルモード・レーザー誘導爆弾 全 5 枚 拡大写真

9月4日、ロッキード・マーチン製の『ペイブウェイII』デュアルモード・レーザー誘導爆弾(DMLGB)が、ネバダ州ファロンにある海軍攻撃及び航空戦闘センターで行われた米海軍戦術開発テストで使用された。

2日間の4つのミッションで、『F/A-18C/D ホーネット』と『F/A-18E/F スーパーホーネットは』、ペイブウェイII DMLGBガイダンスキットでアップグレードされた、36個のGBU-12F/B爆弾を投下。

GPSと慣性航法装置ガイダンスをスタンダードなレーザー誘導ペイブウェイII兵器に加えることによって、米海軍と海兵隊は全ての天候状態の中で静止、もしくは移動可能なターゲットに対する攻撃ミッションを正確に実行できるという。

「我々は米海軍と海兵隊の顧客とともに働き、DMKGBのブロックIIオペレーショナル・飛行プログラムのソフトウェアをアップグレードする開発を行った。今年の初めに編隊にこのキットを納入することにより、海軍の兵士達に成熟し、高い機動性を持つ全天候型直接攻撃機能を提供する」とロッキード・マーチンの精密誘導システムのマネージャーであるジョー・セラ氏は語った。

ロッキード・マーチンは米海軍に、7000以上のペイブウェイIILGBガイダンス・キットをデュアルモードと全天候対応にアップグレードを済ませている。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る