【DIYショー13】超クールなペンチ登場、ありそうでなかった便利ツールも

自動車 ビジネス 国内マーケット
カハラジャパン
カハラジャパン 全 7 枚 拡大写真

道具にこだわるDIY派は多い。ハンドツールを1つのブランドで統一したり、ドライバー、ソケットレンチなどツールの種類ごとにブランドを使い分けて楽しんでいる人もいる。

そんな工具マニアも目をむくハンドツールをDIYショーで見つけた。まず、何といってもカラフルで発色のキレイさが目を引く。出展していたカハラジャパンは釣り道具のカスタムメーカーで、ブラックバスなどを釣った際に、釣り針を外すために特化したニードルノーズプライヤー(通称ラジオペンチ)を商品化しており、その派生モデルや試作品を、今回のショーに持ち込んだのだ。

「釣り好きの人ではなく、一般のユーザーやバイヤーの反応が見たかった」と、カハラジャパンの加瀬代表は出展の理由を語る。カラフルでグリップ部に軽め穴などが開けられたペンチは、何とジュラルミンの鍛造製。軽いだけでなくアルマイト仕上げでサビにも強く、持っていても使っても満足感は高そうだ。先端が通常のペンチになっているモノは先端が尖っていないペンチしか商品化されていないが、先端部分はスチール製なので、先端だけを試作した通常のニードルノーズも参考に製作してきたと言う。ワイヤーカットの部分にはタングステン鋼を使うなど、こだわりまくりのペンチを、釣りマニアだけに楽しませていくのは勿体ない。

さらに通路を歩いていくと、海外メーカーや商社のブース郡の中に面白いハンドツールを発見。フレアナットレンチはブレーキパイプやエアコンの配管を締め緩めする際に使う工具だが、ソケットレンチや板ラチェットのようなラチェット機構はないから、何度もナットを加え直して回さなければならない。ところが台湾のWinフィーチャーズが開発したギアラチェッティング・フレアナットレンチは、ラチェット機構が組み込まれているのである。こいつは今までなかった、便利で新しい商品。

ラチェット式のメガネレンチと同様、フレアナットレンチにラチェット機構を組み合わせたもので、内側だけが回転していくので開口部を合わせないとパイプから抜いて外すことは出来ないが、ラチェットを回すだけなのでそれほど不便さは感じない。

その他にもラチェットレンチのハンドルからラチェットの方向レバーを取り去り、手首のひねりだけで切り替え可能とした商品もも展示していた。こちらはデザインがスマートなのと貫通式なので様々なソケットやビットに対応できる。どちらも日本で発売されたら、面白い商品だ。

《高根英幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. トヨタの新型EV『アーバンクルーザー』をくまなくチェック!…詳細画像記事ベスト5 2025年上期
  3. ついに「パジェロ」の名前が日本復活!? 三菱の新型SUV、デザイン&スペックを大予想!
  4. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  5. 六連星の意味を探る! 航空機のDNAが息づくスバルのデザイン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る