DIYショーの会場を歩いていると、通路の先にバイクを発見。近付いてみると、何だかカタチが変だ。何とシートが便座になっていて、背もたれ(?)は水洗のタンクになっている。テールエンドには大きなトイレットペーパーと、その下には黒い大きなタンク。良く見るとそのタンクを抱えるように後輪は2輪、つまりトライクになっている。
このトライク、トイレバイク・ネオは、TOTOが環境への取り組みをアピールするために製作して、全国を走り回ってきたそうだ。CMにも使われていたから、ご存知の人もいるだろう。
燃料はガソリンではなく、後部のボンベに充填されるバイオガス。このバイオガスは家畜の排せつ物や生活用水を発酵させて作られたものだ。1回充填すると航続距離は300km、最高速度もおよそ80km/hまで出せるそうだ。
今回のDIYショーでTOTOは最新の商品たちと一緒に、このトライクも展示。ただしバイオガス事業などにTOTOが関係しているワケではなく、このトライクはあくまでイメージ的存在のようだ。
バイクと言えば、マフラーやエンジンガードなどクロームメッキのパーツを好んで装着しているオーナーも多い。このクロームメッキや金属表面のポリッシュに特化したケミカルのブランドがドイツから上陸していた。アウトゾルは創業1929年というかなりの老舗ケミカルメーカー。バイクやクルマを磨き上げるためのアイテムが揃っている。
このアウトゾルの輸入販売を始めたのは福岡の久保山創建という企業で、ケミカル用品は扱ってきたが、バイク用品はこれが初めてとか。
アウトゾルには様々な製品が揃っているが、中でも注目の新製品はブルーイング・リムーバー。これはエキゾーストパイプなど高熱を帯びる部分の表面が焼けて変色しているのを取り去ってくれるもの。エキゾーストの青焼けや黄ばみを落としたいユーザーにはうってつけのケミカルだ。