カタールのフラッグ・キャリアであるカタール航空が10月30日からワンワールド・アライアンスに正式加盟する。
カタール航空は、1997年の運航開始以来、事業を急拡大させている。航空サービスリサーチ会社であるスカイトラックスによる調査で2011年、2012年と2年連続で「エアライン・オブ・ザ・イヤー」第1位を受賞している。
ドーハを拠点とするカタール航空は、成田空港、関西空港のほか、ワンワールド・アライアンスの主要ハブ空港を含むアジア、オーストラリア、北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、中東地域の70か国、130都市に就航している。現在、ボーイング787型機を含む130機の航空機を保有しており、2012年の輸送実績は約1700万人。
カタール航空のワンワールド・アライアンスへの正式加盟により、ワンワールド・アライアンスのネットワークにエチオピア、イラン、ルワンダ、セルビア、タンザニアの5か国、20都市以上が新たに加わる。ワンワールド・アライアンス全体では、毎日約1万4000便を運航し、年間約4億8000万人の乗客が利用するグループとなる。