オービタルサイエンシズ、月探査機LADEE打ち上げに成功

宇宙 テクノロジー
LADEE探査機を打ち上げるミノタウロスVロケット
LADEE探査機を打ち上げるミノタウロスVロケット 全 1 枚 拡大写真

オービタルサイエンシズは、小型固体燃料ロケット『MinotaurV(ミノタウロスV』により、NASAの月大気・塵探査機『LADEE』の打ち上げに成功したと発表した。

アメリカ東部時間2013年9月6日午後11時27分(日本時間7日午前12時27分)、ヴァージニア州ワロップス飛行施設から打ち上げられたミノタウロスVロケットは、全5段のロケット全段の燃焼を終え、23分後にLADEE探査機を切り離し予定の軌道に到達した。ロケット切り離し後、探査機の搭載コンピュータが姿勢を制御する装置、リアクションホイールの異常を検知してシャットダウンするというトラブルが見られた。NASAエイムズリサーチセンターの発表では、その後の再起動によりリアクションホイールの動作は復旧しているという。LADEEは今後30日かけて月周回軌道に到達し、月面から高度およそ50kmを周回して100日ほど月表面のちりやごく薄い大気を観測する予定となっている。

ミノタウロスVロケットは米空軍の大陸間弾道弾ピースキーパーから転用した下3段と商用打ち上げ向け上2段ステージを組み合わせた全5段、固体燃料の小型衛星打ち上げロケット。静止トランスファ軌道に532kg、地球から月へ向かう軌道へは342kgの打ち上げ能力を有する。今回、LADEE探査機が初打ち上げとなり、ミノタウロスシリーズ通しては24回目の打ち上げとなる。

《秋山 文野》

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