【マツダ アクセラ プロトタイプ】わき見を最小化、最新インターフェイス搭載

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マツダ アクセラ プロトタイプ
マツダ アクセラ プロトタイプ 全 30 枚 拡大写真

次期『アクセラ』には、SKYACTIVテクノロジーに加え、「HEADS-UP COCKPIT」と呼ばれる最新のHMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)が採用された。

「HEADS-UP COCKPIT」について電子開発部の大池太郎氏は「スマートフォンの進化などにより多くの情報が車内に入り込み、わき見など不注意運転のリスクが増加しています。「HEADS-UP COCKPIT」は「頭を上げ、正しい姿勢で運転する」ことをコンセプトにし、走行中の安全を最優先して考えられたHMIです」と説明する。

不注意運転のリスク関して同氏は「不注意運転には、前方道路から目が離れる「見るわき見」、別なものに意識がいく「意識のわき見」、ステアリングから手が離れる「操作によるもの」の3つがあります。「見るわき見」に関しては、わき見時間を最小限にするようにディスプレイの配置や文字・行間サイズをデザインしました。「意識のわき見」に関しては、ダッシュボードを2つのゾーンに分け、走行情報をドライバー側に、快適・利便情報を助手席側に配置することで迷わず操作を行うことができます。「操作によるもの」に関しては、オーディオなどの操作系において、姿勢を変えることなく5本の指で確実に操作ができるコマンダ操作を採用しています」と語る。

また、今回新型アクセラから採用された「アクティブドライビングディスプレイ」と呼ばれるヘッドアップディスプレイに関しては、「視線移動を最小限にし、走行中の重要な情報と刻一刻と変化する情報のみを表示することによって、見やすさ・使いやすさにこだわっています」と話す。

《橋本 隆志》

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