【フランクフルトモーターショー13】アウディ、nanuk クワトロ コンセプト 初公開…544psのクロスオーバー

自動車 ニューモデル 新型車
アウディ nanuk クワトロ コンセプト
アウディ nanuk クワトロ コンセプト 全 16 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、アウディは9月9日夜(日本時間9月10日未明)、ドイツで開催されたフランクフルトモーターショー13のプレビューイベント、「フォルクスワーゲングループナイト」において、『nanuk クワトロ コンセプト』を初公開した。

画像:アウディ nanuk クワトロ コンセプト

同車はアウディと、フォルクスワーゲングループ傘下のイタルデザイン・ジウジアーロのデザイナーが協力して、製作されたコンセプトカー。スポーツカーの性能を備えたクロスオーバー車を提案している。

ミッドシップに搭載されるのは、直噴5.0リットルV型10気筒ターボディーゼル「TDI」。このエンジンは2個のターボチャージャーで過給されており、最大出力544ps以上、最大トルク102kgmを発生する。最大トルクは、1500rpmの低回転域から引き出される。

駆動方式は、アウディ独自のフルタイム4WD、クワトロ。nanuk クワトロ コンセプトは、0-100km/h加速を3.8秒で駆け抜け、最高速は305km/hに到達。それでいて、欧州複合モード燃費は12.8km/リットルと、環境性能も高い。

ボディサイズは、全長4541×全幅1990×全高1337mm、ホイールベース2710mm。アウディのアルミ構造、「ASF」に、CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)製ボディを組み合わせる。車両重量はおよそ1900kg。

技術面では、次世代のアダプティブエアサスペンションを採用。これは、車高を3段階に調整できるシステム。標準状態を基準に、車高の40mmアップ、30mmダウンを可能にする。新開発のインテグラルステアリングも装備されており、ハンドリング性能の向上や、4WSによる最小回転半径の低減も図られている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 「ランクルと戦える」日産の大型SUV『パトロール』日本発売へ、SNSでは「売れるんじゃないか?」と期待の声
  3. モチーフはピックアップトラック、『ジムニーシエラ/ノマド』用の新型フェイスキット「CH:AMP」が登場
  4. みんなが待っていた! ダイハツ『コペン』が復活、堂々の予告…土曜ニュースランキング
  5. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る