【フランクフルトモーターショー13】ボルボ、コンセプトクーペ 初公開…次世代ボルボのデザインを表現

自動車 ニューモデル 新型車
ボルボ コンセプトクーペ(フランクフルトモーターショー13)
ボルボ コンセプトクーペ(フランクフルトモーターショー13) 全 8 枚 拡大写真

スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー13において、『コンセプトクーペ』を初公開した。

画像:ボルボ コンセプトクーペ

ボルボカーズは2008年3月、ジュネーブモーターショー08で『XC60』を発表。従来のボルボのデザインを大きく変えた。このXC60に続いて登場した新型『S60』、『V60』、新型『V40』なども、フロントマスクを中心に、デザインを統一している。

コンセプトクーペは、ボルボカーズの今後のデザインの方向性を示した1台。そのデザインは、従来のボルボ車とは異なるフロントマスクが特徴。ボルボカーズによると、この表情が、2014年に発表予定の次期『XC90』に反映されるという。

また、ボルボカーズのクーペの名車には、1961年に誕生した『P1800』がある。このP1800のモチーフをリアのデザインなどに取り入れて設計されたのが、コンセプトクーペ。さらに、コンセプトクーペは、ボルボカーズの次世代車台、SPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)をベースに開発された最初のコンセプトカーでもある。

パワートレインは、ガソリンエンジンを基本にしたプラグインハイブリッド(PHV)。ガソリンエンジンは、ボルボカーズの新世代直列4気筒、「Drive-E」の中でも、最もパワフルなユニットを選択。2リットルエンジンは、スーパーチャージャーとターボのダブル過給とした。ボルボカーズは、「V型8気筒エンジン並みのパワー」と説明する。これにリアアクスルに配置したモーターを組み合わせ、トータルで最大出力が約400ps、最大トルクは61.2kgm以上を引き出す。

9月10日、フランクフルトモーターショー13のプレスカンファレンスには、ボルボカーグループのLex Kerssemakers上級副社長が登壇。「我々は強固な伝統と先進技術、エモーショナルなデザインを融合した新商品を作り出していく」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. MOMO、「レーシングシミュレーター用ステアリング」6モデルを1月9日発売
  2. 日産株価が3日続伸、SUV『パトロール』を日本市場に投入へ
  3. スズキの新型Vツイン・アドベンチャー『SV-7GX』の新動画が公開! スペック&エンジン音をチェック
  4. VW『Tロック』新型、安全性で最高評価の5つ星…ユーロNCAP
  5. ゲームエンジンが自動車開発の共通言語になる!『Unreal Engine』の採用が急拡大する理由【前編】PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る