【フランクフルトモーターショー13】ヒュンダイの入門コンパクト、i10 新型…欧州Aセグで首位宣言

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新型 ヒュンダイ i10(フランクフルトモーターショー13)
新型 ヒュンダイ i10(フランクフルトモーターショー13) 全 12 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー13において、新型『i10』をワールドプレミアした。

初代i10は2007年に発表。生産はインドで行い、欧州など世界各国へ輸出されるヒュンダイの世界戦略コンパクトカーだ。欧州ではAセグメントに属し、欧州のヒュンダイブランドの入門車に位置づけ。

今回発表された新型i10は、2世代目モデル。新型のデザインと開発は、ヒュンダイのドイツテクニカルセンターが担当。ヒュンダイのデザイン言語、「fluidic sculpture」をさらに進化させた。ボディサイズは先代と比較して、全長を80mm、全幅を65mm大型化。全高は50mm低められた。

また、車台は新開発。ホイールベースは先代比で5mm伸びた。ヒュンダイによると、新型はクラス最大のレッグルームと荷室容量を実現。荷室容量は先代比で10%以上増え、252リットル。後席を倒せば、最大1046リットル(いずれもVDA計測法)に拡大する。

新型の生産は、引き続きインドで行うが、欧州向けは新たにヒュンダイのトルコ工場で組み立てることになった。ヒュンダイが強調するのが、「デザイン、エンジニアリング、生産は欧州現地において、欧州の顧客のために行う」ということ。

9月10日、フランクフルトモーターショー13のプレスカンファレンスには、ヒュンダイモーターヨーロッパのアラン・ラシュフォース上級副社長兼COOが登壇。「新世代のi10は、ブランドにとって大きなステップを刻むモデル。競争激しいAセグメントにおいて、ヒュンダイはリーダーであり続けるだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

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