【フランクフルトモーターショー13】巨大な博物館と化したメルセデスホール

自動車 ニューモデル モーターショー
ダイムラーブース(フランクフルトモーターショー13)
ダイムラーブース(フランクフルトモーターショー13) 全 20 枚 拡大写真

ここ数年、ダイムラーグループはホール2を丸ごと使って展示をおこなっている。ホール2の入り口部分には「スマート」ブランドのスペースがあるが、中に入れば文字通りメルセデスワールドが広がる。

マイバッハが消滅したことで、展示はよりメルセデスに純化されており、博物館的な内容になった。シュツットガルトにあるメルセデスミュージアムは過去の歴史をたどる内容だが、モーターショーで描かれているのは「現在と未来」だ。来場者はいったんエスカレーターで最上層まで上がり、そこから徐々に下りながらさまざまな出展物を見る。

内容は、今回のショーで発表された『GLA』や『Sクラスクーペ』といった最新のモデルから、現行の全乗用車ラインナップ、エンジン/トランスミッションのカットモデルやシミュレーター、グッズ販売にレストラン、ソーシャルメディアでの交流、果ては職種別人材募集の告知(!)までブランディングに余念がない。

BMWが構えるホール11では実際に車両を走らせるパフォーマンスが話題だが、ことスケールという点で言えば、古今東西のモーターショーでメルセデス以上の展示をおこなうメーカーも数少ないだろう。

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  5. 初公開の『黒いプレリュード』に「ワクワクしますな!」、SNSで高評価集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る