自家用乗用車の世帯あたり普及台数、1.083台で2年連続プラス

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自家用乗用車の世帯普及台数の推移
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自動車検査登録情報協会が発表した2013年3月末現在の自家用乗用車(登録車と軽自動車の合計)世帯当たり普及台数は、1.083台となり、前年から0.003台増えて2年連続で増加した。

同協会は、毎月発行している統計書「自動車保有車両数月報」と、総務省が発表した「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」をもとに、毎年3月末の世帯当たり普及台数にまとめている。

2013年の自家用乗用車の保有台数は5911万3976台、世帯数は5459万4744世帯。2013年の世帯当たり普及の状況は、エコカー補助金効果による新車販売の好調に推移したこともあって保有台数が2年連続して約60万台増加、保有台数の伸び率が世帯数の伸び率を2年連続して上回った。

2007年から2011年までは、新車販売台数の不振などにより保有台数の伸び率を世帯数の伸び率が上回っていた。このため、世帯当たり普及台数は5年連続で減少していた。

乗用車の世帯当たり普及台数は、1976年に0.505台と初めて0.5台を超えて2世帯に1台となり、1996年には1.000台と1世帯に1台時代を迎えた。

2013年の普及台数1.083台は、2010年と2012年の普及台数(1.080台)の水準。過去最高の普及台数は、2006年の1.112台となっている。

都道府県別の普及上位は福井(1.771台)、富山(1.729台)、群馬(1.681台)、山形(1.676台)、岐阜(1.647台)、栃木(1.646台)、茨城(1.630台)、長野(1.594台)、福島(1.559台)、新潟(1.556台)の順。

世帯当たり1台以上普及しているのは、前年同様42道県。1台に満たないのは、東京(0.476台)、大阪(0.675台)、神奈川(0.748台)、京都(0.857台)、兵庫(0.935台)となっている。

《レスポンス編集部》

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